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食中毒多発の季節に突入 通常保温は2時間以内で
2008年 6月 12日16:49 / 提供:

  上海はすでに細菌性食中毒が多発する季節に突入しており、上海市食品薬品監督管理局は11日、梅雨の季節、市民らは外食または家庭内での食品の安全・衛生に注意し、残ったおかずは必ず冷蔵庫に入れ、常温での保存は2時間以内を厳守するよう呼びかけ、また台所用の雑巾や、まな板なども十分に食中毒を引き起こす恐れがあるので、衛生管理を十二分に行なうよう促した。

  6月下旬には気温も上昇し、雨量も増加するとともに、湿度も高くなる。気温や湿度は細菌の成長や繁殖に深く関係しており、この時期がもっとも細菌性食中毒が多発するという。市民らの食品に対する保存習慣は、未だに不適当な部分があり、1食おきや、1日おきのおかずに対しても、十二分に加熱しないまま食べる場合が多く、細菌性食中毒を引き起こす危険性が高いという。多くの市民が夏季に冷えた和え物を食べることを好み、また作り置きをすることが多く、次に食べる際にも加熱処理などをしないため、細菌性食中毒を招く危険性があり、生ものや冷たい和え物の作り置きはなるべく避け、サラダと作る際にも十二分に野菜や果物を洗って消毒をすることが好ましいという。

  その他、台所の器具の衛生管理にも十二分に注意する必要があり、まな板は洗剤で洗った後、冷水と80℃以上のお湯で2度洗浄し、ナイフも同様に野菜用と肉用とで2枚容易するのがベストである。雑巾に関しても、常にお湯の中につけるなどして消毒を行なう必要があるという。

(実習編集:呉 恵伊)