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初の「90年代生まれ」明日から大学入学試験
2008年 6月 6日13:53 / 提供:

 1990年生まれの子供は2008年にちょうど18歳になった。7日から、楽観的で、自信と責任感を持ち、堂々と大学入学試験の戦場を踏み始めた。90年代生まれの人々は、疑いなく好運であり、上海で2008年に計97830人が大学入学試験に参加することになり、新入生募集定員は8万人以上で、四川大地震を見て、突然この人生の最初の大試練にも新たな認識を持って来た。

放課後の生活は勉強だけではない

 1600キロメートル離れた四川大地震が発生して以来、時間を大切にしていた高校3年生も、テレビ・ラジオ・新聞に関心を持たないことができなくなった。南洋の高校3年生たちは、授業以外の時間に勉強に没頭せず、廊下であるいはテレビの前で地震、オリンピックの聖火リレー、中華民族の団結力をディスカッションした。

余裕を見つけニュースに関心

 「昔は時事問題にあまり関心を持っていなかったが、大地震があった後、どんなに受験勉強で忙しくていても、余裕を見つけ、テレビの前で地震での命の奇跡を待つことにした」とある受験生は話した。「大学入学試験に対し、我々はより穏やかになった」。さらに、被災地が再建される際、90年代生まれとして、尽力するよう夢を抱いた。

大学入学試験に対しより穏やかになった

 初の90年代生まれとして、上海市宜川高校の蒋さんは7日から試験場に入ることになる。現在の蒋さんは穏やかで、試験前の緊張感は何一つない。「心がすっきりと洗われた」と軽快な口ぶりで話した。1カ月前の蒋さんはまだ受験勉強の空気に浸っていたが、四川大地震が蒋さんを変えただけでなく、クラスで一番わんぱくな男子生徒もさらにおとなしくなったという。「テレビで勉強の機会、さらに命を失った受験生を見て、自分が順調に勉強し、試験を受けることができることは、どんなに幸運かと感じた」と蒋さんは話した。

(実習編集:王 燕華)