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意外傷害=中国児童健康の最大の脅威
2008年 6月 3日8:38 / 提供:

 新華社北京発

 国務院婦女児童工作委員会弁公室の副主任である万燕氏は昨今、「次世代の健康に関心を払うフォーラム」にて、意外傷害は中国児童死亡原因総数の26.1%を占め、既に1〜14歳の子供の健康を脅かす最大の「キラー」となっている。  

 万燕氏によると、都市化、工業化の発展、道路、交通と市政施設の変化、子供の生活環境における危険な要素の増加に伴い、子供が意外傷害で亡くなった問題は日増しに深刻化している。意外傷害による子供の死亡の数は4種類のよくある子供病(肺炎、悪性腫瘍、先天畸形と心臓病)による死亡総数を超えた。  

 国務院婦女児童工作委員会副主任の黄晴宜氏は同フォーラムにスピーチを行った。同氏によると、ここ数年間、生存環境における危険な要素の増加に伴い、子供の意外傷害の発生率と死亡率も上昇しているという。  

 「次世代の健康に関心を払うフォーラム」は中国関心下一代工作委員会と国務院婦女児童工作委員会弁公室によって共同で主催されたものだ。同フォーラムは中国工程院のアカデミー会員の陳君石等専門家を招き、11回の講座を行った。