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中国中西部、砂漠化整備を全面化
2007年 11月 5日8:51 / 提供:

 中国治理荒漠化(砂漠化整備)基金会の成都駐在事務所が昨今設立、雲南、貴州、四川、チベット、重慶、広西の6省(自治区、直轄市)の砂漠化整備活動を請け負う。中国砂漠化整備活動の中西部における全面化を現す。  

 同基金会理事長の安成信氏によると、中国は砂漠化の最も手痛い国の一つであり、西部地方の砂漠化程度が格段と際立っている。砂漠化の蔓延は西部地方の貧困脱却に影響するばかりか、彼らの生存を脅かしている。成都事務所の設立は中西部砂漠化整備活動にとって、重要な戦略的方策だという。

 同事務所副主任の趙心利氏によると、事務所は西南6省(自治区、直轄市)の基本情況調査、総体的企画の作成、プロジェクトシステムの構築、活動構想の確立とプロジェクトの実行に力を入れる。

 中国治理荒漠化基金会は06年9月1日に発足、全国的な公益機構であり、業務タイプは公募基金、業務主管部門は国家林業局、科学的発展観を堅持、中国砂漠化の整備、回復と生態環境の建設を手掛け、地球生態のバランスに貢献する。