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うっかり娘がショッピングで父親を「落し物」 善良な人が次から次へと老人を家まで送る
2007年 10月 14日15:37 / 提供:

 「父親は武漢から上海に来て、知人もなく土地にも不案内、もし親切な上海人2人に会わなかったら、無事に帰るのは無理だった」

 13日、楊さんは、親切な普通な上海人2人に感謝した。

 楊さんによると、その日の午後3時ごろ、上海書城へ本を買いに行った。父親の体の具合が悪いため、書城の中が蒸し暑いと思い、父親を外で待たせた。自分が物を買うと時間を忘れてしまい、父親は外で2時間ぐらいも待った。そろそろ暗くなったため、帰りたくなった。その時、老人は携帯を持っておらず、金も持ってなかった。上海に初めて来たため、道路にいた当直の町管理スタッフに情況を説明した。相手はすぐタクシーを呼んで、運転手に100元を渡し、老人を家まで送らせた。意外にも、運転手は事柄を聞いた後、何としても管理人から金を受け取らなかった。まもなく、運転手は老人を家まで送った。老人は帰ってから料金を払うつもりだったが、運転手はそのまま走り去った。

 調査によって、2人は黄浦都市管理七分隊の王震宇さんと亜通タクシー運転手の共葵氏と分かった。王さんは、より感謝すべきな人は共さんだと言った。老人が娘さんを2時間も待ったが出て来なかったということを聞いて、老人を家まで送ることしか考えなかった、金なんかはどうでも良いと、共さんは話していた。

(実習編集 王ロヨウ)