２９日午後2時頃、三門路に住んでいる王さんは冷や汗をかいた。ある少年がイヤホーンをつけて、うつむいて自転車に乗って王さんの中型車にぶつかった。幸い少年はただひじを擦りむいただけだった。

　王さんが車に乗って団地から500メートルのところで赤信号になった。王さんは車を停めた瞬間、少年が頭を下げたまま、自転車に乗って速いスピードで車の右から出てきた。少年が車を発見して、すぐブレーキをかけたが、自転車の後部車輪が高く跳ね上がった。少年は車の上に飛んだ。王さんはすぐ車から降りてみたが、幸い少年はひじを怪我しただけだった。

　少年はイヤホーンをつけて、音楽を聴いていて、前方を注意していなかった。車を発見して、急いでブレーキをかけたと言うが、ブレーキが切れていたわけではなく、ブレーキをかける暇がなかったのだ。

（実習編集　王ロヨウ）