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600仏教信者が少林寺で受戒(写真)
2007年 5月 26日15:34 / 提供:

 

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(写真説明:釈永信氏は仏像に水をかけている)

 24日から6月21日まで、河南、安徽省などの各寺から仏教信者600人が少林寺で受戒する。テスト通過者は中国仏教協会から「戒牒」(和尚の身分証明書のようなもの)をもらい、正式に出家する。 

 嵩山少林寺は中国仏教の禅宗の本山であり、唐時代に戒壇を建てたが、清末に戒壇が破壊され、それ以後3百年間で、少林寺は大きな受戒儀式を行ったことがないという。 伝統を復活するため、少林寺は2005年10月から戒壇を修復し始め、2006年8月に完成した新しい戒壇の本体は、高さ26メートル、3階建ての総建築面積は1500平方メートルで、国内最大の木造の戒壇となった。 

 また、24日は釈迦の誕生日の「浴佛祭」だった。午前に、少林寺の方丈釈永信氏は僧侶たちと一緒に経文をとなえ、線香を持って仏像に礼拝した。その後は次々と杓子で水を汲んで仏像にかけ、中にたまった聖水を自分の体に振りまき、災難除去を願った。

(編集:劉瑩ショウ)