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上海 7割の青年、漢字書き取りに不合格
2007年 3月 26日13:27 / 提供:

パソコンによる文字入力は速くなるが、漢字を書く能力が弱くなり、上海青年の漢字書き取り能力が心配のタネとなった。このほどまとまった「漢字を書き取りの現状」調査によると、70〜80%の若者は、ペン習字にによる書き取りで不合格となった。現在、多くの学生は、宿題や進学試験の解答用紙の文字を勝手に書き、いい加減で読みにくいという。

 

パソコンの普及のため、若者がキーボードを使って文字入力することは上手になったが、漢字を書くことは苦手になった。大境路古城壁文物館書道展示館館長の孫正偉氏によると、漢字を書くことは古代文人の道徳修養の鏡である。数十年前、漢字をうまく書くことで、運命や仕事を変えることができ、ペン習字を学ぶことが、最も人気のある大衆活動と文化学科だった。現在、現代科学技術手段の向上につれて、漢字を書く力が弱くなり、パソコンの文字入力が速くなればなるほど、漢字を書くことに疎くなる。

 

孫館長によると、若者がペン習字を学ぶことを援助するために、研修授業を開設した。土、日、書道専門家が無料で教えている。「市民にペン習字を指導することは、着実な精神文明の仕事だ」と述べている。

(編集:曹 俊)