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青年弁護士の半数、年収が5万元を下回る
2007年 3月 26日13:22 / 提供:

弁護士というと、すぐに高い収入とつなげる人は少なくない。だが、このほど、発表された上海青年弁護士の生活状態調査報告によると、半数以上の青年弁護士は年収が5万元を下回っていた。同調査の発起者の一人、国浩弁護士グループ(上海)事務所の斯偉江弁護士によると、弁護士という職業は、冷静に選ばなければならない。

 

調査報告によると、84.1%の弁護士は車を持っていない。弁護士の高収入が相対的な概念だと斯氏は述べた。同調査は30歳以下の青年弁護士43人を詳しく調査した。結果によると、現実の弁護士の収入は高収入族との格差がかなり残っている。

 

調査によると、43人のうち、年収が10万元以上の青年弁護士が6人、年収が5〜10万元の人が15人、残りの22人は年収が1〜5万元だけだった。以前の統計データによると、上海市の弁護士の平均年収が40万元で、コストを引くと、年間純収入は24万元ほどだという。

 

「弁護士は二八の黄金律がある。高収入がある人は約20%の弁護士で、弁護士の間の収入差が著しい。今回の調査結果では、青年弁護士は努力しないと、年収が大きく上昇できない。、弁護士業界に入りさえすれば、高収入がもらえることではない」と、斯氏は語った。

 

スタートの収入が低い現状に対しても、自信を持つ青年弁護士も少なくない。調査では、90.5%の弁護士は国家法治の未来をよく見ている。このため、多くの青年弁護士が現在の低い収入にもかかわらず、弁護士になりたい原因の一つとなった。

(編集:曹 俊)