２５日開かれた観光業関連人材招聘会で明らかになったところによると、今年、初めて上海で人材募集をする大陸以外の企業が現れた。同時に、人材招聘会で、計３０００の観光業関連ポストが大学生向けに示されたという。

　マカオのある大型国際見本市企業が委託した募集ポストは、受付、ホールマネジャー、広報担当マネジャー、仕入など１２９のポストがあり、最低月給は４０００元〜５０００元だが、最高月給は４００００元〜５００００元に達していた。募集条件は、英語をマスターし、現地の四つ星、五つ星クラスホテルでの実習経験があるなどで、多くの求職者が申込んだ。

　同企業の関係者によると、今回、企業が示した給料は、マカオの平均レベルとなる。上海の観光業関連人材が、次第に国際的にドッキングして来ているため、ますます多くの海外企業は、上海の人材市場を狙ってきた。ローコストの就労者を必要とするだけでなく、高い給料で国内の企業とハイレベルの人材を奪い合い始めた。就職経験のない大学生は、競争力が弱いが、基礎的なポストから就業を始め、経験を蓄積してから競うことができる。今後、このようなチャンスは、ますます多くなってくるとしている。

（編集：高冠毅）