３日、上海市は夏になって１６回目の高温日を迎えると同時に、全市の外来患者数も大きく増えた。衛生部門が提供したデータによると、７月３１日、全市の外来患者数は２５．３８万人に達し、例年の高温統計データを取り始めて以来の最高記録となった。激増している外来患者に面して、上海市の各クラスの医療機構は、相次いで各種の措置を取って、高温日に対応し、数１０カ所の病院は夜の外来診療サービスを提供することになった。

　上海市衛生局も再び通知を出し、各医療機構が高温季節に各医療サービスをより良く遂行するよう求めた。上海市衛生局は、１０２カ所の医療機構に対して行った統計によると、今年７月、これらの医療機構の外来診療と急診患者総数は５２８．６３万人となり、１日の外来診療と急診患者数は１７．０５万人で、前年同期より１１．８０％増えた。華山、仁済、新華などの市クラスの病院の１日の最高外来診療と急診患者数は１万人近くに達したという。

　一方、７月、１０２カ所の医療機構は、熱中症患者計１８０人を受け、前年同期の２４９人より２７．７１％減ったとしている。

（編集：高冠毅）