中国航天科学技術集団第一研究院研究員、長征２号F型キャリア・ロケット副総設計士の宋征宇氏はこのほど重慶市で、「神舟七号は北京オリンピックに次ぎ、２００８年９月、３人の宇宙士を搭載して打ち上げられる予定だ」とアピールした。

同氏によると、「神舟七号」の準備作業は順調で、ロケットの準備は今年末までに完成できる。現在、３人の宇宙飛行士が選ばれて訓練しているところだ。「神舟六号」と異なって、「神舟七号」は宇宙飛行士がキャビンから宇宙空間に出るようになる。宇宙遊泳、操作、ネジを回して設備を据え付けることなどが行われる。宇宙で宇宙ステーションを建設することを目指している。「神舟七号」に次ぎ、中国宇宙飛行のもう一つの目標は宇宙で重さ２０トンの宇宙ステーションを設立することだ。「神舟七号」は酒泉基地で打ち上げる予定だ。

（編集：曹　俊）