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北京天安門城楼、8日から開放停止、文物保守・修繕を行う
2003年 2月 9日10:12 / 提供:

 北京市人民政府天安門地区管理委員会は認可を経て、文物保守・修繕を行うため、2月8日―4月30日、天安門城楼の開放を一時停止するという公告を出した。

  同責任者は新華社の記者に「今回は主に城楼の地上レンガ、一部の送電、通信、照明などの施設に対して改造、修理、整備を行う」と語った。

  北京市文物局の梅寧華局長は8日午前、メディアに対し、今回の天安門城楼修繕案は専門家が論証を繰り返し、3、4年間の準備を経たと明らかにした。

  北京市文物局の関係筋は、施工作業隊は相応の資格を持たなければならなず、今回、天安門城楼に対して文物保護を行う場合、入札募集の際、この点を強調したと語った。

  高さが34.7メートルの天安門城楼は明朝永楽十五年(西暦1417年)に建設され、元の名称が承天門で、火災に二回見舞われた。清朝順治八年(西暦1651年)に大規模な再建を経た後、天安門に改称された。古代、ここは皇帝が詔を賜るところだった。

  1949年10月1日、中華人民共和国建国式典が天安門で盛大に開催された。その後、天安門城楼は共産党、国家が重要な式典を開催する場合の重要な場所になった。

  1961年、国務院は天安門城楼を全国重点文物保護建築物として定めた。