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上海:三高(身長や収入や学歴が高い)のホワイトカラーが結婚難、両親は焦って「募集準備会」を開く
2005年 7月 12日15:41 / 提供:

 学歴が高い、身長が高い、収入レベルが高い。そういう優れたホワイトカラーも「結婚難」の羽目になるのか?最近、上海にある結婚相談所によると、仕事が多忙な上、生活範囲が狭いため、ホワイトカラーはよくここを訪ねる。しかし、焦った親達は今月末集まりを開く。

 張さんは集まりに参加する一人である。四川成都の人で、一番下の娘は大学院を卒業して上海MOBILE会社で勤めることになった、今年で31歳にもなったが、恋の相手はまだない。「身長は173センチもあって、月給は万元ぐらいもあるのに、自分の結婚問題にはぜんぜん興味がなさそうで心配している。」と、張さんは話した。

 巾幗結婚相談所にスタッフによると、世間は「三高」ホワイトカラーが優秀で、恋人ができないはずはないと思っているが、実際にそうではないらしい。一方では、普段から見ると、そういうホワイトカラーは仕事上での圧力が大きい。労働日はもちろん、休暇のときにも残業している。各都市を頻繁に往来している「常時出張族」さえもいる。感情には時間を使える人が少ない。他方では、自分の交際範囲があるとは言え、客と仕事場での付き合いを主にするため、その中では赤い糸を結ぶことが難しい。

 「自分の希望を低くすることができると言うホワイトカラーが多い」と、スタッフは話した。それにしても、優れた条件は他の結婚相手募集に強い圧力を与える。

 そういう状況で、子供のレベルが近いのなら、いっそのことお互いに親戚になる方が成功率が高いかもしれないと、常に各結婚相談所に訪ねる「三高」の両親は思うようになったということで、まず「親パーティ」を開いて意思を疎通させることになった。パーティーでは、子供の年齢や学歴、勤務地、給料、家族、相手の選択基準などを交流したりする。相手に強い印象を残すために、娘の基本情報も丁寧に写真の裏に書いておいた。

 しかし、娘が反抗する可能性があると考え、適当な人が見付かってもパーティーのことを教えることはしないで、相手の両親と約束してお見合いする子供達を「騙す」つもりだと、張さんは話した。「彼女たちの気に触らないように、例えば長く付き合っている同僚や近所のひとから紹介してもらったなどを言うようにする」という。

 (編集:頼セイテイ)