「各クラスの衛生管理部門として、投資ルートや所有制、隷属関係の異なった医療機構を同一視し、公平、開放、秩序ある
競争環境を創り出すべきだ」。

  衛生部の張文康部長の話は民営病院と合弁で設けられた病院などは公立病院
と平等な待遇を享受するようになることを意味している。張部長は北京で開か
れた２００３年中国全国衛生会議で立場を示した。今後、医療サービス分野と
してすべての衛生事業の発展に役立つ積極的な力を引出し、衛生事業を発展さ
せ、いろいろな所有制パターンの医療機構は市場競争においてそれぞれ優位性
を生かし、競争を介し発展を促進、よりよく患者の需要を満たすのが狙い。

  公立病院の自主権も一層拡大される。張部長によれば、所有権と経営権との
分離という指針で、責任・権利明晰、活発、監督管理の厳しい公立病院管理シ
ステムの構築を探索する。国有資産管理部門の協力を得て、公立病院出資者制
度と法人管理構造のモデルを進める。この面で、より大胆な指針で、思い切っ
て、プロセスに拍車をかけるという。

  改革を通じ、「いろいろな所有制パターンの医療機構が市場の競争において
それぞれの優位性を生かし、互いに促進し、効率を高め、サービスの態度を改
善させ、サービスの品質を高める」という青写真を実現するためだ。