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蘇州:緑茶の葉から毒性強い「クロムグリーン」検出
2005年 4月 23日9:27 / 提供:

 蘇州品質技術監督局によると16日早朝、市内の南環路茶葉市場に複数の職員が行き、「問題がある茶葉が売られている」とした店舗を封鎖し、21種類の茶葉を合計30キログラム以上押収して分析したところ、クロムグリーンが検出された。中国新聞社が21日付で報じた。

 クロムグリーンは、ペンキなどにも使われる工業用着色料だが、六価クロム、鉛、鉄のシアン化合物などを含む。強い毒性があるため、日本では「毒物劇物取締法」により「劇物」に分類される。

 クロムグリーンが検出されたのは、貴州省から空輸された緑茶葉だった。