新華網情報北京７月２２日発　中国国家電網公司国調センターのリーダーは２２日、２１日の全国電力消費が史上最高を記録し、６４．０６億キロワット時に達したと発表。高温の影響で、近い将来、全国の電力消費はまた史上最高をも刷新する見通し。

  今年６月２９日、中国の電力消費は６２．９９億キロワットという初めての史上最高を記録し、７月２１日にまた刷新し、北京では電力供給制限量が７万キロワットに達し、これも年初から北京での始めての電力供給制限となった。中国国家気象センターの注意報では、向う１０日間、江淮、江南、華南地方の大部分、四川盆地の東部では持続的な高温少雨の天気になり、中国の電力負荷主力である華東電網はこの高温圏にある。そこで、近い将来、中国での電力消費の史上最高が何度も刷新されるとみられる。

  夏季の電力需要に応じるために、国家電網公司は送電を工夫し、需要側の管理に力を入れ、最善を尽くし社会の電力需要を満たそうとしている。華北地方の送電不足の局面を和らげるために、２１日から、国家電網公司のあっ旋の下で、東北電網は優先して調達を始め、華北への送電量を１２０万キロワットに高め、全力で華北と北京の電力需要を支援している。