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北京:世界遺産「故宮」が100年ぶりの改修工事
2004年 6月 29日10:29 / 提供:

北京市の故宮博物院は、100年ぶりとなる改修工事の真っ最中にある。皇帝の住居や政務を執った宮殿がある「内廷」では、一部の建物に足場が組まれた。中国新聞社が伝えた。  

 故宮博物院は、明代と清代に皇帝の居城であった「故宮(紫禁城)」を文化財なども展示する博物館として公開するもの。「故宮」は1420年に明の永楽帝の治世に完成し、1911年の辛亥革命で清朝が倒れるまで24人の皇帝が居住した。  

 「故宮」の建物は、1987年に中国で最初の世界遺産に認定。しかし、辛亥革命以後は今回のような大規模な改修工事は行われていなかった。