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南京大虐殺の歴史に、新たな証拠を増し加えた
2014年 12月 11日14:12 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国侵略日本軍南京大虐殺殉難同胞記念館が12月8日、「1年に亘る国内外文物収集活動は著しい成果を収め、南京大虐殺と日本軍の中国侵略の歴史に関する文物と史料7602点を新たに増し加えた」と明らかにしました。

 初の南京大虐殺殉難同胞国家追悼日(12月13日)を控え、同記念館は中国、アメリカ、日本、イギリス、ドイツなど14カ国から集めたこれら7602点の新たな文物と史料を公開しました。南京大虐殺、性的暴行、毒ガス戦などの内容に及んでいます。

 今回収集した関係史料の中に、中国侵略日本軍の南京大虐殺の罪を暴露した大量の写真、公文書、実物が含まれています。朱成山館長は「これらの史料は争う余地のない説得力と疑問の余地のない真実性を持ち、南京大虐殺の歴史研究において重要な意義を持つものだ」と指摘しています。

 現在までに、記念館は世界の国々から南京大虐殺に関する各種品物15万8000点を収集し、その内、文物と言えるものは3万2000点あります。

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