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中国民間団体、日本政府へ南京大虐殺の謝罪を要求
2014年 12月 8日9:37 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国民間対日賠償請求連合会は最近、中国駐在の木寺昌人日本大使を通し、日本政府と安倍晋三首相に南京大虐殺に対する謝罪などを要求する書簡を送りました。

 その書簡は「日本政府は歴史を正視し、南京大虐殺の犠牲者及び遺族に誠意をもって謝罪し、弁償すべきだ。第2次世界大戦中に日本軍によって虐殺された全ての中国犠牲者に謝罪すべきだ。日本の侵略により中国に深刻な災難をもたらした行為に対し、中国人民に謝罪すべきだ」と記されています。

 今年の12月13日は77回目の南京大虐殺記念日であるとともに、法定されて初めて迎える「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」でもあります。

 中国民間対日賠償請求連合会の童増会長は、「77年の間、日本政府は南京大虐殺で犠牲となった30万の中国人民に一度として謝罪したことがない」と指摘し、「日本の首脳が12月13日に南京大虐殺記念館を訪れ、犠牲者に向けて謝罪することを望む」と述べました。

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