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中国で働く外国人、4分の1が年俸30万ドル以上
2014年 10月 28日15:15 / 提供:

 香港上海銀行(HSBC)がこのほど発表した『移民調査報告書』によりますと、2014年度の人気の高い移住地ランキングにおいて中国はアメリカとイギリスを抜き、スイスとシンガポールに次ぐ3位に入ったということです。

 アメリカのメディアは「多くの中国人が大気汚染から逃れるため北京を離れ、環境がより良好な外国に移住したいと考えている。一方で、多くの外国人は中国で働きたいと考えている。中国で就労する外国人の約4分の1は年俸が30万ドルを超え、ほかの国の水準を上回り世界最高となっている」と報道しています。

 調査報告書は、生活費が低く、給料が高いことが中国が外国人を引き付ける要因となったとしています。また、中国は所得や可処分所得などの経済状況ランキングで1位、地元経済の満足度調査でも上位5位に入ったことを明らかにしています。

 HSBCの調査によりますと、中国にいる外国人の76%が中国に来てから購買能力が高くなったとし、その大部分が事業を発展させるために中国に来たことがわかりました。(殷、林)暮らし・経済へ