国務院はこのほど『スポーツ産業の発展加速とスポーツ消費の促進に関する若干の意見』を発表し、スポーツを重視・支持し、参加する社会的雰囲気を形成し、国民の健康増進を国家戦略に引き上げるとしました。

　『意見』によりますと、「2025年までに一人当たりのグラウンド面積を2平方メートル、頻繁に体を鍛える人を5億人に達させ、すべての国民が公共スポーツサービスを利用できるという目標を実現させる。各級政府は中小型スタジアム、スポーツジムなどを重点的に設置し、老朽化した工場、倉庫や商業施設を改造し、スポーツ施設を建設する必要がある」ということです。それに加え、都市部の団地には簡易運動施設を設置し、新しい団地においては必ずスポーツ施設を建設するとしています。また、毎日1時間体を鍛えること、学校での体育時間を1時間以上に設定することを提唱し、各種スポーツ公共施設の無料あるいは低料金での開放を積極的に推進しています。（殷、林） 　暮らし・経済へ