Home > ニュース > 社会  > 中国の考古学者、ジュラ紀の「神獣」の化石を発見
中国の考古学者、ジュラ紀の「神獣」の化石を発見
2014年 9月 29日13:36 / 提供:

資料写真

    2014年9月12日、ジュラ紀には恐竜だけでなく、「神獣」や「仙獣」が暮らしていた。雄々しい名称には似つかわしくないが、その全長はネズミやリスと同じほどで、細い指と長い尻尾を持っていた。中国の考古学者はこのほどネイチャー誌に論文を掲載し、中国で新発見された3種の動物の化石「陸氏神獣」「玲瓏仙獣」「宋氏仙獣」を紹介した。

    今から1億6000万年前のジュラ紀の砂岩から発見されたこれらの化石は、すでに絶滅した「ハラミヤ目」に属する。ハラミヤ目は今日の哺乳動物とまったく異なる臼歯を持つ。また、整った化石が発見されていなかったことから、古生物学者はハラミヤ目の「身分」を特定できずにいた。考古学者は新たに発見された化石から、ハラミヤ目を哺乳動物と判断した。これらの「神獣」は、恐竜の影の下で生き生きと暮らしていた可能性がある。

    (人民網日本語版)

推薦記事:

新種翼竜化石 遼寧で発見