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北京市の外国人雇用 管理制度が厳格に
2014年 9月 15日16:37 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 『北京市外国人雇用と管理の更なる強化に関する通知』が14日公布され、外国人の北京における就業条件を明確化しました。

 統計によりますと、北京市に長期就職する外国籍従業員は3万7000人あまりに達し、主にアメリカ、日本、韓国、ドイツ、オーストラリアなどの国の出身者であり、95%以上が大卒の学歴を有し、情報、パソコン、教育、コンサルティング、科学研究や総合的技術サービス提供の業務をしているということです。

 『北京市外国人雇用と管理の更なる強化に関する通知』によると、北京で仕事をする外国人には以下の4つの条件が必要だと定められています。

 1、 健康状態が良好で、犯罪記録がない。年齢は18歳から60歳まで。

 2、 大卒およびそれ以上の学歴を有し2年以上(2年を含む)の関連する職務経験。外国語教師以外の外国人教師の場合、5年以上(5年を含む)の経験。大卒以上の学歴を持たない外国人が北京の人材不足分野における技術の研究開発を担当する場合、外国の技術資格証明書が必要。

 3、 雇用先を確定し、有効なパスポートあるいはパスポートに代わる他の国際旅行証明書を所持していること。

 4、 就労許可および滞在証明書を取得するほか、業務内容は就労許可の範囲を超えてはいけない。

 ただし、外国ハイレベル人材招致「千人計画」、「北京外国人材集中プロジェクト」などに該当する専門家の場合、年齢は65歳まで、職務経験年数に対する条件も緩くなる」としています。


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