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世界で一番お茶を飲むのは中国人ではなかった
2014年 8月 30日9:53 / 提供:新華網日本語

  2014年8月27日、中国メディア·網易は、古来から茶葉大国として誰もが認める中国が、1人当たりの茶の消費量で世界一ではないと報じた。

  国際茶委員会(ITC)の2011年の統計によると、中国の茶葉生産量(137万トン)は世界全体(406万7000トン)の33.7%を占め、世界で最も多い。

  だが市場調査会社·ユーロモニターによると、お茶の1人当たりの年間消費量はトルコが最も多く(3157グラム)、以下、アイルランド(2191グラム)、英国(1942グラム)と続く。中国は意外にも19位(566グラム)だ。

  トルコ人がお茶に接するようになったのは欧州よりも時代的に後だが、国民的飲料として親しまれている。トルコメディアの調査によると、トルコ人は1人当たり年間1250杯の茶を飲むという。

  茶葉の生産量と国内消費量には直接的な関係はない。ケニアは典型的な茶葉輸出国で、2011年の輸出量は44万1000トンで世界最多だが、1人当たりの消費量は極めて低い。  

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