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外国人が倒れ 騒乱が起こる=上海鉄道
2014年 8月 20日17:43 / 提供:東方ネット

気を失った外国人

  東方ネット20日付報道によるとて、このほど外国人の男性が、進行中の電車内で突然、座席で倒れた。同時に電車が金科路駅に到着し、ブレーキをかけたため男性は座席から床に転んだ。この状況を見ても、何が起きたか分からない向かいの席の客5人が驚いてすぐに電車から逃げ出した。周りの乗客も、彼らに影響されて逃げた。たった10秒で電車内には、気を失った外国人しかいなくなった。

  また、外国人男性がいた車両だけでなく隣車両の乗客も、何か事故があったと判断して逃げ出した。この騒ぎで逃走する時に軽傷を負った人もいた。

  同この事故は、典型的な傍観者効果によって発生したのである。

  注:傍観者効果とは、社会心理学の用語であり、集団心理の一つ。ある事に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理である。傍観者が多いほど、その 効果は高い。これは、以下の三つの考えによって起こる。

  多元的無知 - 他者が積極的に行動しないことによって、事態は緊急性を要しないと考える。

  責任分散 - 他者と同調することで責任や非難が分散されると考える。

  評価懸念 - 行動を起こした時、その結果に対して周囲からのネガティブな評価を恐れる。

(編集:範易成)

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