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天津爆発、国務院が調査チームを結成
2015年 8月 18日9:36 / 提供:中国国際放送局

 17日午前、天津爆発事故に関する7回目の記者会見で、安全面を担当する天津の何樹山副市長は、「国務院は調査チームを結成し、事故発生の原因を調査している」と明らかにした。

 事故発生6日間も経ったが、関係企業の情報が不透明である上、企業の責任者も一度も顔を出していないため、非難の声があがっている。これに対し、何副市長は「企業の違法や違反などに対し、特に爆発した倉庫から住宅地までの距離、審査の過程における違反や他の過失などについて、全面的に調査を行っている。調査チームによって事故発生の原因が明らかにされることを信じている」と述べた。

 何副市長はまた、「違法や違反の行為が存在するのであれば、断固として処理し、人民と遭難者、負傷者に爆発事故発生の原因を打ち明ける」とした。

 注目を集めている爆発地域で保存されていたシアン化ナトリウムの保管量について、何副市長は「現場の倉庫には、約700トンのシアン化ナトリウムが保管されていた。爆発事故中心区域外に散らされたシアン化ナトリウムは、今日ほぼ全て回収処理した」と答えた。

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