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天津、事故現場付近の大気質はほぼ正常
2015年 8月 14日14:56 / 提供:中国国際放送局

 天津の爆発事故に関して14日午前に同地で開かれた第2回記者会見で、国家環境保護都市部環境顆粒物汚染抑制重点実験室の主任を務める南開大学の馮銀厰教授は「現在、事故発生現場附近の環境大気質は正常であり、住民の健康に影響を及ぼすことはない」と述べた。

 馮教授は、環境大気質に関して「12日の事故発生から13日の昼にかけて複数の観測地点から採取したサンプルの測定結果によると、一部地点のサンプルからトルエンやクロロホルム、エチレンオキシド、VOCSなどの汚染物を検出したものの、風が海に向かって吹いているため、汚染物の含有量は徐々に減少し、13日の昼にはほぼ正常の水準に戻った」と述べた。

 馮教授はまた、「現場の情況をすべて把握できているわけではないので、今後観測数を増やし、環境大気質をより一層評価するための根拠としたい」と話した。

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