東方ネット12日、中国上海市の観光名所のバンドで昨年末に起きた雑踏事故の現場となった陳毅広場が10日までに壁で囲われて封鎖され、立ち入り禁止となった。 　

　上海では事故後、イベントが相次いで中止されるなど、当局は事故防止に神経をとがらせており、再発防止のため施設の改修などが行われる可能性がある。 　

　壁に張り出された公告では、緑化と施設補修工事が行われるとされているが、詳しい内容は記されていない。期間は4月15日までとされている。 　

　雑踏事故は昨年12月31日深夜、広場から高台にある遊歩道につながる階段で起き、36人が死亡したという。

（編集：ｆ）