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上海など35都市の住宅価格が下落中
2014年 6月 24日15:41 / 提供:
大きな調整期を迎える中国不動産市場

 上海市の不動産市場でこのところ、一部の不動産会社は価格の引き下げを決意した。「期限付きで上海・宝山区にある不動産物件を10%オフで販売する」とある不動産上場会社が上記の販促策を打ち出した。

 一方、5月、全国70大中都市の半分は、新築分譲住宅(保障性住宅を除く)の価格が下落した。この光景はここ2年近くで初めてである。業界関係者が不動産価格の下落を織り込んでいたが、このような深刻さを予想したことはなかった。

アナリストは、「近年の不動産投資の急成長により、住民のマイホーム保有率が高まり、供給が需要を上回るような需給関係の逆転が生じている。これを背景に、市場の低迷傾向の回避が難しくとなり、中国不動産市場が大きな調整期を迎え、高成長の時代は終焉する可能性がある」と見ている。

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大きな調整期を迎える中国不動産市場

  (編集:章坤良)

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