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上海復星集団、日本の不動産投資大手に出資
2014年 6月 20日15:47 / 提供:新華夏

 復星集団(本社、上海)傘下の復星国際はこのほど、日本不動産投資中堅のイデラ・キャピタルマネジメントに98%出資した発表した。日本経済新聞の報道によると、買収金額は約68億円に達するという。

 これに先立ち、投資ファンド大手ユニゾン?キャピタルのマーブルホールディングスが支配するイデラ社は事業をファンド管理と資産管理の2部分に分け、主に株式、債券や不動産に及び、不動産は東京圏に集中する。そのほか、不動産仲介サービスを提供する。

 復星集団のグローバル化戦略において、イデラ社は日本における不動産投資プラットフォームおよび中国、日本ないし全世界の不動産投資者をつなぐきずなになる。復星地産はイデラ社との提携及び日本不動産市場の資源配置に当たる。

 この数年間、復星集団は海外進出に拍車をかける。2013年に7億2500万ドルで米ニューヨークの高層ビル、ワン・チェース・マンハッタン・プラザを買収するなど、4件のプロジェクトを完成した。同社によると、日本の不動産市場は規模、流動性、収益率、融資コスト、税収政策、市場の透明度などにおける優位が鮮明だ。東京などの国際金融センターにおける不動産投資を図っているという。