東方ネット15日付報道によると、第17回上海国際映画祭「日本映画週間」が15日午後、上海影城で開幕した。女優の常盤貴子、中野良子、新城毅彦監督、在上海総領事小原雅博氏、上海電影集団の銭健平氏、高橋渉監督、米谷良知監督、声優の水田わさびらが、開幕式に参加して挨拶した。
今回の「日本映画週間」には厳選された最新の日本映画11作品が上映され、いずれも話題作であり、珠玉の作品ばかりだ。日本のアニメが中国で非常に人気が高いことから、今回特別にアニメ映画3作品を選んだ。日本でも公開間もない新作である「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「TIGER&BUNNY」を「日本映画週間」で上映する。これら人気のアニメ映画は、日本と中国で同時上映となる。今回の「日本映画週間」の作品がもたらす感動が、中国の人々の心に届き、新たな‘交流の時代’の証になることは今回イベントの趣旨だという。
開幕式のパーフォーマンス
挨拶をする中野良子女史
ゲストら
「2014上海・日本映画週間」のオープニング上映作品は、2013年5月の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画「そして父になる」だ。家族のあり方をテーマにした物語で、二つの家族が血縁と愛情の狭間で揺れながらも絆を取り戻す感動作だ。主演の福山雅治は香港でコンサートを開くために開幕式に出席できないが、ビデオ撮影で上海のファンに挨拶をした。
ビデオ撮影で挨拶をする福山雅治氏
ゲストら
女優の常盤貴子
今回イベントは14日~22日に行われ、上映された11本の映画は「そして父になる」「潔く柔く」「抱きしめたい -真実の物語-」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」「野のなななのか」「清須会議」「黒執事」「武士の献立」「映画ドラえもん 新?のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~」「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」である。
会場現場
上海影城
(範易成 写真も)