上海など35都市の住宅在庫増が顕著
2014年 6月 12日13:30 / 提供:
上海易居地産研究院が公表した「5月新築分譲住宅在庫報告」によると、5月末時点の35都市の新築分譲住宅の在庫が過去最高となった。特に一級都市での上昇が目立っている。成約までの平均期間は16.5か月でこの指標も悪化している。中国新聞網が伝えた。
北京、上海、広州、深センの四大都市を含む35都市の在庫面積は前月比2.7%増、前年同月比20.1%増の2億5570万平方メートルだった。
在庫増の主因は成約量の低迷だ。5月をみると35都市の新築分譲住宅の供給面積は前月比2.8%増、前年同月比0.2%増の2198万平方メートルだったが、成約量は前月比1.1%増、前年同月比17.4%減の1520万平方メートルにとどまった。
(編集:章坤良)
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