「台湾上海自由経済貿易ゾーン協力フォーラム」が、台北で開催

上海市政府訪問団が中学生バスケットボール大会に参加する生徒らと記念写真

　「台湾上海自由経済貿易ゾーン協力フォーラム」が１０日午前、台北で開催された。上海市常務副市長の屠光紹氏、台北市副市長の丁庭宇氏、台湾三三企業交流会理事長の江丙坤氏が、フォーラムに出席した。

　関係者によると、中国（上海）自由貿易試験区は昨年９月、看板が上げられた。中国大陸の改革開放を推進する重大な措置の一つだ。台湾は昨年１２月、『自由経済モデルエリア特別条例』草案を通し、第１期で、インテリジェント物流、国際健康、農業増加値、金融サービスと教育革新など産業を重点に発展させている。今回のフォーラムは双方の職能主管部門と産業界関係者、専門家学者を招いて、経験を共同で交流し、協力発展のチャンスを検討する。

　上海市政府訪問団は１０日、一連の訪問イベントを行った。訪問団は中山親子館、台北内湖再生家具展示場を見学し、台北上海中学生体育祭の開幕式に出席し、双方の中学生女子バスケットボール大会を見た。双方は経済貿易、文化、スポーツ、環境保護などで経験を分かち合い、交流した。

　フォーラムが終わった後、上海市政府訪問団は嘉義市、高雄市などへ訪問交流を続ける予定だ。

（編集：曹　俊）