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「六月黄」の上海カニが早くとも、6月末に発売
2014年 6月 9日17:30 / 提供:東方ネット

 6月に入ったばかりで、上海の一部の市場で、「六月黄」(上海カニの一種)が発売された。調べによると、本場の「六月黄」は非常に少ないが、一部の業者が先に発売するために、「六月黄」のような幼いカニで「六月黄」に代えた。上海銅川水産市場が8日明らかにしたところによると、市民は本場の「六月黄」を食べられるのは早くとも、今月末になると分かった。

 端午節から1週間が過ぎたばかりで、なぜ「六月黄」が買えるのか?市民の陳さんは、「先週、家の近くで、食材を買った時、六月黄を販売する業者を見た」と述べた。業者によると、これらの「六月黄」は、陽澄湖と太湖からで、1匹約50グラムで、定価が90元/キロだった。だが、販売する業者のブースでは、1カ所当たり約20匹あり、カニの殻が柔らかそうだった。

 だが、銅川水産市場では現在、「六月黄」が発売されていないが、早くとも、今月下旬に出荷される予定だという。

 上海海洋大学の王武教授によると、六月黄というのは、繰り上げて成熟した上海カニで、旧暦の6月に出るものだ。1匹75グラムから100グラムまでだ。おいしいのはその肝臓で、脂肪の含有量も高い。現在、出荷されたカニはこのおいしさがない。一部の業者で販売される「六月黄」は幼いカニで、六月黄に似ているからだ。

(編集:曹 俊)

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