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留学帰国者1年間の留学費は30万元で、帰国後の基本給は4000元 留学に価値はあるのか?
2014年 5月 31日16:38 / 提供:

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 教育部の統計によると、2013年末までに中国人留学生は305.86万人に達し、そのうち72.53%の人が帰国した。2012年に比べて、昨年の帰国者は8.06万人増え、29.53%増となった。留学者数の増加率は3.58%で、8倍多くなっていた。

 「帰国エリート」の教師と学生の対話イベントが、このほど華東師範大学で開かれ、留学の価値はあるのかという疑問に対して、先輩の留学生は賛成の意見を表し、より多くの人が海外へ行き、国際化した視野を広げるようアドバイスした。

 イベント会場で、金融と統計専門の学生は留学の価値について、「留学1年間の費用は30万元で、留学生帰国者の平均基本給は4000元。大きな差があるので、留学の必要があるのか」という質問を出した。

 中国とグローバル化智庫主任の王輝耀氏は、人生はリスクがあり、一歩一歩はっきりと計算できない。リスクにはチャンスもあると思っている。しかし、出国すると、視野が広がり、国際的な経験が積もられる。帰国したばかりの収入は低いかもしれないが、後から効く力が強い。「現在、中国に3000万人の大学生がいて、毎年700万人の大学生、900万人の大学入試学生、留学生は僅かの40万人で、比率はまだ多くない。もし国際循環ができたら、中国はより大きな発展がある」と話した。

(編集:兪静斐)

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