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「土豪都市」ベストテン 上海が3位
2014年 5月 31日11:10 / 提供:東方ネット

  このほど発表された『2014中国富裕層(HNWI (high-net-worth individual))の心投資白書』によると、北京の富裕層の人数は中国で最も多く、49万人に達した。広東、上海、浙江、江蘇、山東、福建、遼寧、四川、天津は、中国の上位10位となった。財産の流れの調査によると、富裕層は心への投資に傾いており、健康、観光と教育は、その最も好きな三つの分野だ。

  中国富裕層の十大都市で、上海が3位

  今回の白書で、富裕層を個人資産の600万元以上の人とし、これらの人がネット上で「土豪」と言われる。調査によると、現在、中国での富裕層の人数は290万人前後で、昨年より10万人増加し、3.6%増えた。だが、「土豪」というより、富裕層が資産を持つことに基づき、精神レベルのことを求めている。

  報告によると、富裕層は平均年齢が38歳、6割が男性で、44%がマスターやそれ以上またはEMBAの学歴を持ち、1人当たり3台の乗用車、4個の腕時計を持ち、4割がワインが好きで、レジャーの時、観光、読書、茶を飲むことが好きであることが特徴だ。業界別で見れば、富裕層は主に企業の持ち主、不動産投機家、全職株投資家とゴールドカラーからだ。これからの3年間で、中国の富裕層の人数は335万人に達する見込みだ。

  省別で見れば、北京の人数が最多で49万人。次は広東、上海と浙江だ。その四つの省?市は177.6万人の富裕層がいて、中国の61%を占めた。そのうち、上海が42万人だ。

  スポーツ、定期身体検査、ネット上での読書がすきだ

  富裕層の投資は財産投資、興味投資と心の投資という三つのレベルに分けられる。心への投資は心の成長と心の満足を目指す。主に、社会的責任、教育、健康、保険、旅行などの分野を含む。健康、旅行と教育はそれぞれ88%、79%と66%で富裕層の心への投資の上位3位となった。

  興味について、グルメ(76%)、旅行(73%)とスポーツ(65%)が上位3位だ。注目すべきなのは、60%の富裕層はレジャーで、家族イベントに参加することを選んだ。旅行について、国内観光は三亜を、海外観光はオーストラリアをファーストチョイスにする。韓国は中国富裕層の新しい出国ショッピング目的地になった。自分の健康に満足する人が90点を超える富裕層は1割だけだ。8割以上の富裕層は健康飲食とスポーツで、健康管理を行う。次は定期的な身体検査だ。また、医療観光、医療クラブなどの新興健康管理方式も富裕層に受け入れられ、試みられている。

  教育投資は、主に自分の教育と子供の教育という二つの部分に分けられる。読書は富裕層が普遍的に認めた自分を高める方式で、ニュースと経済が最も人気なコンテンツだ。ネットでの読書は91%で、本を読むことの81%を超えた。1週間の読書の時間は約10時間で、資産が多ければ、読書の時間が長い。

  トレーニングは自分教育の2番目の主流方式だ。そのうち、レートが高いのはプロコースのトレーニングだ。特に、1000〜3000万元の資産を持つ富裕層に認められた。

  子供の教育について、国際学校とオンライン教育は心への投資の将来の趨勢になりそうだ。

(編集:曹 俊)

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