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在上海の日本人が初めて減少する一方、日本企業の数が増加
2014年 5月 28日15:45 / 提供:東方ネット

 1994年来、在上海の日本人数は安定的に増えてきた。2011年に、上海はニューヨークを超えて、ロサンゼルスに次いで、日本人の海外での2番目の集中地になった。しかし、大気汚染、コストの引き上げと中日領土紛争などの問題で、昨年に上海に住んでいる日本人数は大幅に減少し、17%減り、約4.77万人となり、在上海の日本人の人数が初めてダウンした。

 在上海日本総領事館が22日、あるメッセージで、2013年10月現在で上海在住の日本国民の数が約47700人だったが、2012年の同期は、日本国民の数は57458人だった。関係データは日本外務省からだ。

 上海日本商工クラブの責任者によると、人数が減少したのはPM2.5、鳥インフルエンザとその他の要素の影響を受けたもので、企業の駐在員が家族を連れないで上海に来たからだ。

 また、在上海日本総領事館によると、2014年4月、上海にある2カ所の日本人学校に通った子供の数は2013年同期の3175人から2912人にダウンした。

 上海日本商工クラブの責任者によると、上海に滞在する日本人数が減少したにもかかわらず、上海で事業を展開する日本企業の数が増加している。

 同責任者は「中国のGDPが7.5%で成長しているため、日本企業は中国を重要な市場に見なしている。だが、日本駐在員のコストが増えている。現地で、中国人スタッフを雇用すれば、安くなる」と述べた。

(編集:曹 俊)

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