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CICA晩餐会を公開:食材の大部分は上海産で、家庭料理がメーン
2014年 5月 21日16:21 / 提供:

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晩餐会を準備中のスタッフ

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晩餐会メニュー

 国家主席の習近平氏と妻の彭麗媛氏が20日午後6時すぎ、上海国際会議センターで晩餐会を開き、来訪の300人以上の各国のゲストを招待したと『新聞晨報』が伝えた。

 数千年の食文化大国として、今回はどんなグルメで各国の首脳を招待したのか?今回の料理長は国宴(国賓を招待する宴会)料理長、上海国際会議センター東方浜江ホテル行政料理長の蘇徳興氏が担当し、2001年にAPEC会議の国宴料理長でもあった。

 蘇氏によると、今回CICA晩餐会のテーマは「1帯1路」で、シルクロードの文化特色を表現する。中国の最も地方特色のある食材を選び、特に江南の今の時季の食材を十分に使ったという。

 「上海で開催するCICAサミットを考えると、江南風の料理を作りたい。食材は大部分が上海産の物だ。同時に、料理も市民の食卓でよく見られる料理を用意した」。特に今回のデザートは、中華デザートの印餅、葛粉巻き、四喜野菜餃子で、全部が上海の特色あるデザートだ。また、野菜の「へちまソラマメ」は、立夏後の一番良い季節の野菜で、「へちまは上海産で、もちもちな食感がある」と語った。 

「家庭料理」とはいえ、最高級の宴席で、調理水準は料理長の腕前が見える。蘇氏は国宴料理の見所は簡単な食材で調理の水準を見せる。「例えば普通のモチ米団子は、絶対に歯に粘りついてはいけない。霜降り牛肉、トロットとした食感に作ると同時に、オクラ、漬けキュウリとイチゴを加えて、栄養も十分に考えた」という。

芋の万里の長城に、各国の首脳をびっくり

 中華料理は料理の装飾にこだわり、周辺に大根の彫刻を飾るのが伝統だが、現在はアイデアが必要だ。例えば中華デザートにCICAサミットのロゴを刻み、フルーツに丸い彫刻を飾り、円満を表現した。 

注意すべきなのは、今回のメーンテーブルの真ん中に34メートルの駱駝模様の織物の上に、生け花が置いてあり、「シルクロード」を表した。その前に、長さ1.2メートル、高さ30センチの芋で飾られた「万里の長城」があり、各国の首脳をびっくりさせた。

(編集:兪静斐)

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