張学良側近が撮った上海抗戦の映像が初公開(写真)
2014年 4月 10日10:19 / 提供:チャイナネット
上海を爆撃する日本軍の航空機
清明節、蘇州の商人の楊さんは、淞滬抗戦の様子が写った数千枚の写真を保有していることを明らかにし、「これらを公開し、当時の歴史を忘れず、戦争で犠牲になった中国の兵士と国民を偲んで欲しい」と話した。
中国軍隊の命がけの戦い
楊さんによると、これらの写真を撮ったのは1908年生まれの米国人のハラン・リオンさんで、1973年に亡くなった。
一時期名が世間に知れ渡った「大世界」は爆撃を受け廃墟となった
訪中前、ハリウッドでアクション俳優をしていた。1934年に憧れの女性タレントのクラルを追いかけて上海を訪れた。クラルは当時、上海で公演イベントがあった。
爆撃後、上海の街中に横たわる遺体
上海で組み立てられた航空機のできがすばらしいことから、張学良飛行チームの責任者のジュリエス・バールはリオンさんを専用機の副操縦士に招いた。その後、リオンさんは張学良が信頼する側近となった。