さらに、浦東新区の外商投資の質と経営収益が持続的にアップしてきている。外資企業の営業収入の総額は2008年の1.4万億人民元から2012年の2.7万億元に増加、納税総額もこの期間に1倍近い増えた。外資運営の質が高いので、産業チェーンの比較的にハイエンドであるので、国際金融危機があっても、浦東の外資企業の経営実績を受けた衝撃が比較的に小さい。統計データによると、浦東の外資企業の一社当たりの経営収益が2500万元を達し、平均の投資回収率が36％に達し、世界銀行が発表した外資企業が中国での平均投資投資回収率より14ポイントを高い。
企業所得税免税などの優遇政策が引き続き実行せず、経営コストが明らかに上がる環境の中で、浦東新区はなぜ引き続き外資進出のホットスポットになる理由について、浦東新区商務委員会の辛雅琴主任の説明では、一連の制度上のイノベーションを通して、浦東新区は外資進出を適す良い環境を作り出した。例えば、四回も行った行政許認可制度の改革を経て、浦東の行政許認可事項が724項から現在の220項に減少し、外資企業設立の審査日数が8日間から4日間の勤務日以内に短縮した。投資制度と経営環境のメリットが世界からの投資を吸引し、ここ十年間に浦東新区の外資企業の増資が同年度の新規増加の外資投資総額の7割を占めた。
良好な制度環境により、浦東新区が世界有名企業の中国に置いてもっとも集積している地域になった。世界トップ500企業のうち308社は浦東に進出して、合計投資プロジェクト1000件、契約ベースの外資投資額324億米ドルを投資した。浦東新区にある214社の多国籍企業地域本部の年間売上が2500億人民元に近づき、年間納税総額が165億元を超えた。外資企業の年間の研究開発経費も259億元に達した。「在中国、世界のため」のぐ逆開発は浦東新区の多国籍企業のグローバル経営の新しいモデルになっている。
中国上海自由貿易試験区（2013年9月29日にオープン）の建設の推進によって、今後浦東新区の外資への吸引力はますます高くなる。外資進出において第三次産業（現代サービス業）の規模が第二次産業（伝統製造業）を大幅に超える動向のなかに、浦東新区の外資製造業はピックの4500社から2400社に減らしたが、その力をサービス業にシフトしており、地域の産業構造の転換とグレートアップがハイベースに進めている。
（報道：新華網 作者：季明 日本語編集：杜軍）