PM2・5は経済へ悪影響か 年間平均濃度、約60マイクログラム
2014年 2月 21日9:13 / 提供:上海ジャピオン
上海市の復旦大学の「PM2・5」プロジェクトチームは、近日「上海PM2・5排出量減少のための経済政策」報告書を作成、「PM2・5」などの環境問題は経済にマイナス影響を与えるため、早期の構造改革が必要と発表した。
同報告では環境観測部門によるデータをもとに、市におけるPM2・5年間平均濃度を、1立方メートル当たり約60マイクログラムと算出。またPM2・5排出の主な原因のうち、31%を占める交通運輸状況を改善すれば、15年以内に年間平均排出量を25マイクログラムに抑える可能性があるとする。
そのほか春節休暇期間中に市で排出された爆竹ゴミは、昨年同期比で約2割減少。このためか、最近、市内各地でPM2?5濃度の改善が見られている。