２０１３年の中国の都市住民可処分所得は２万６９５５元で、実質成長率は７％だった。また、統計では可処分所得５．６万元以上を高収入層と定義したが、インターネット上ではこの線引きに疑問の声が上がっている。中国新聞網が伝えた。

　所得の伸び率７％は、２０１３年のＧＤＰ成長率７．７％よりも低い。統計局は都市住民を５つの所得グループに分けた。１万１４３４元を低所得グループ、１万８４８３元を中の下グループ、２万４５１８元を中グループ、３万２４１５元を中の上グループ、そして高所得グループは５万６３８９元だ。

　しかし、５．６万元を高所得者と区分することに、「それでどの程度の住宅が買えるのか。上海では、せいぜい２、３平米だ」と反発する声も少なくない。　　　 　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　　

（編集z）