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上海・浙江省・広東省などで鳥インフル数人感染
2014年 1月 13日11:24 / 提供:

 

 上海市衛生局は12日に、同市の女性(58)と男性(56)の2人が新たに鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染したことを確認したと発表した。 

 一方、浙江省衛生計生委の報告によると、浙江省では今月9日から12日の4日間だけで、H7N9型鳥インフルエンザ患者6人が確認された。そのうち10日に確認された女性患者は亡くなっている。   

 新たに確認された6人は、51歳女性(重症)、79歳女性(危篤)、30歳男性(重症)、75歳女性(すでに死亡)、78歳男性(危篤)、34歳男性(重症)となっている。昨年下半期から現在まで、浙江省ではすでに12例のH7N9型鳥インフルエンザ患者が確認され、そのうち2人が死亡した。    

 広東省ではH7N9型鳥インフルエンザ患者は14例となり、東ガンの患者1人が死亡、また2014年になってわずか11日間で8人が罹患している。人から人への感染は今のところ報告されていないが、広州市ではレストランの厨房や家禽市場からも病原菌が検出されている。専門家は、活きた家禽類に接触しないことと、鶏肉や卵は衛生的な店で買い求め、よく加熱調理するように注意を促している。  

(編集:章坤良)

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