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瑞金医院が肥満の遺伝子を発見 ネズミが、LGR4遺伝子の除去で体重を軽減
2013年 12月 14日11:07 / 提供:

 これから、肥満者はダイエットに悩む必要はなくなる。上海瑞金医院が12日明らかにしたところによると、寧光教授を始めとする内分泌科チームが、肥満についての新しい発見をし、ネズミの体内のLGR4遺伝子のスイッチを調整することによって、肥満の発生に影響することを突き止めた。

 2004年から、瑞金医院の洪潔教授は30歳以下で、BMIが30kg/m2を超える肥満ボランティアを募集した。これまで、1000万人以上の肥満ボランティアのDNAと臨床資料を獲得した。基礎研究で、ネズミを通じて、発病遺伝子で肥満になるメカニズムを検討した。最後に、内分泌科肥満研究組が、肥満の発病遺伝子と関係する面において重大な突出となった。人体では、LGR4遺伝子があることが肥満の発生になると分かった。

 研究チームは大量の肥満者のサンプルのLGR4遺伝子で、LGR4遺伝子が激化して変異する場合、人間が肥満になるリスクは2倍以上増加し、さらに、ネズミで、このLGR4遺伝子を取ると、ネズミの体重げ軽くなることが分かった。

 研究者の王計秋氏によると、高脂肪の誘導をバックグラウンドにするネズミは、食べ物の摂取が正常なネズミより多いが、LGR4遺伝子の除去で、エネルギー消耗と基礎代謝率が顕著に増加し、体内の脂肪の含有量が下がって、体重が顕著に軽くなった。血糖、血脂、血圧など各項の代謝指標も好転したという。

(編集:曹 俊)

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