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上海自由貿易の建設に注目=小原雅博総領事
2013年 12月 5日14:30 / 提供:
小原雅博総領事夫妻=レセプションで

 「上海は中国で最も早く開放された都市の一つで、中国の経済発展のエンジンです。上海が更に自由で開放された都市になり、更に多くの国際社会の声や要望を受け入れることができるよう、心から願っています。」  

 4日夜上海市内のホテルで開かれたレセプションで赴任して三ヶ月未満の在上海日本国総領事館の小原雅博総領事が上海自由貿易の建設に注目すると表明した。

 小原総領事はまた、「上海日本商工倶楽部と協力し、上海市政府に対し日系企業の関心、期待、意見を提出し、上海自由貿易区の成熟と成功を推進する」と語った。  

 小原総領事は、在上海日本国総領事館の管轄地域は上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省で、管轄内には約8万人の日本人が常駐しており、日系企業は2万社以上に上る。当地は世界最大の在留邦人居留地であり、当地には世界最大の日本商工倶楽部と日本人学校、そして世界で最も多くの地方自治体の事務所があると紹介してから、「現在、日中政治関係は難しい局面にありますが、このような時こそ我々は交流と対話をすべきではないでしょうか」とアピールした。

(編集:章坤良 写真も)

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