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上海、2軒目の住宅購入頭金が70%に引き上げ
2013年 11月 11日9:49 / 提供:

 

 上海市は週末、2軒目の住宅購入時の頭金要件をこれまで最低60%としていた頭金の割合が70%に引き上げられた。

 同市は非居住者の買い手に対する資格要件も強化し、年間1000万平方メートルの宅地供給を確保するという。

 中国2013年1月―10月の不動産投資総額は、2012年同期から19.2%増加し、6兆8693億元(約110兆7400億円)となった。投資額の内、住宅建設投資が、前年同期比18.9%増の4兆7222億元(約76兆1266億円)を占めている。また、1月―10月の建設施工面積は、2012年同期比14.6%増の61億6465万平方メートルであった。内、住宅施工面積は、前年同期比12.1%増の45億1867万平方メートル。1月―10月の分譲住宅販売総額は、2012年同期と比較して32.3%増加し、6兆1238億元(約98兆7218億円)に達した。 

 住宅の値上がりが続く中国では、主要4大都市の住宅価格が9月に2011年1月以来の大きな値上がりとなった。2軒目の住宅購入時の頭金最低比率を70%まで引き上げたのは、上海市が3番目。北京市と深セン市も過去数カ月、不動産価格の上昇抑制に向け規制を強化している。

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(編集:章坤良)

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