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上海が「透明政府」を作り上げるプロジェクト報告を
2013年 10月 31日16:44 / 提供:東方ネット

 上海市政府発展センターが2012年に、国家商務部に対し「地方政府運営の透明度を向上させ、地方政府の信頼を強化する研究(食品安全監督管理を例にする」という中国とドイツの国際協力研究を立てることを申請し、許可された。1年間の調査研究と2回のドイツ視察を経て、同プロジェクトは30日午後、成果をまとめた。

 成果報告によると、上海政府は中国の行政透明度の高い地域の一つになり、各級政府の「透明政府」建設の意識は普及が始まり、「透明政府」建設の作用が現れ始めた。2013年、中国社会科学院法学研究所、社会科学文献出版社が共同で発表した『中国政府透明度ランク報告』で、上海政府の透明度が中国3位となった。

 国際範囲での透明政府建設レベルまでは大きな較差があり、透明政府建設が依然として、「政府情報公開」分野だけに限られている。情報公開の形はプロ化に偏り、公開時間の遅れと情報公開タイプが静態情報に偏り、随時のダイナミック情報の発表の不足などは現在、上海に残る問題だ。

 関係者によると、現在、公開される情報で、事業類が57.3%、政策法規類が14.3%、機構設置類が25.4%、そして計画類が3.0%を占めており、かつ静態情報だ。決策での情報、プロセスでの情報と応急管理で現れる更新情報などの公開が少ない。

 上海市人民政府発展研究センター社会文化処の陳群民処長は「透明政府のトップ設計をさらに展開し、政府情報公開を優良化して改善し、各種主体の幅広い参加、協力を強化し、透明政府建設の推進ルートを革新し、情報化プラットホームとメディアの建設を推進し、総合保障体系建設に力を入れる」よう提言した。

 (編集:曹 俊)

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