Home > ニュース > 上海  > 中国(上海)自由貿易試験区全体案(下)
中国(上海)自由貿易試験区全体案(下)
2013年 9月 29日17:24 / 提供:東方ネット

 三、監督管理や税制環境を育成

 国際的な先進の投資、貿易サービスシステムの需要によって監督管理モデルを革新する。試験区内の貨物、サービスなど各要素の自由流通、サービス業の拡大を促進するために公開的、透明的な管理制度を育成するとともに、現行税制の公平、統一、規範を維持する前提の下に、機能育成を中心に関連政策を改善する。

 (一)監督管理サービスモデルを革新

 1.企業は輸入名簿で直接に実験区に入ることができ、後で関連手続きをしてもよい。輸出入手続きの簡素化を模索し、「輸入する時の検疫、輸出する時の検査を緩和」するモデルを実施し、輸出入の税制や関連政策を厳守する上に指定地域で保税展示、交易プラットフォームを設置することができる。

 2.断固として「二線安全効率管住」を実施する。二線監督管理モデルと一線の接続を促進し、関連検疫監督管理モデルを貫いて電子帳簿の管理を強化し、貨物流通の便利化を促進する。試験区内の企業は、原則的に地域制限がなく、自由に区外で投資や業務展開することができる。企業運営情報と監督管理システムの接続を促進し、リスクコントロール、第三法管理、保証金要求などの方式によって企業を監督管理する。上海市信用システムの効用を発揮して企業商務信用管理や経営活動の専門管理制度の設立を加速する。

 3.さらに監督管理協力を強化し、国家安全や市場公平を維持することを原則として、各部門の上海市政府との協力を強化し、経済社会安全サービスを保障する能力を高める。一体化監督管理モデルの改善を加速し、リスクコントロール税関監督管理制度を作る。

 (二)試験区税制政策を模索

 4.投資を促進する税制を実施し、試験区内企業が株権譲渡などの方式で高級人材への奨励に株権激励個人所得税分割納税税制を実施する

 5.貿易促進の税制を実施する。試験区で登録した融資リース企業や金融リース企業が設立する支社を対象として試行還付をする。試験区内生産企業や生産性サービス企業に対して必要な設備や貨物を免税し、運港還付政策を改善し、関連輸送ツールの試行範囲を拡大する。 

 四、着実に関連政策を実施

 国務院が試験区推進を統括する。上海市が着実に関連政策を実施し、関連制度を改善し、責任を負って目標を明確にして、先行任務を完成すべきだ。政策の実施を加速、実施中に生まれた問題に対し、真剣に研究、解決する。重要な問題を直ちに国務院に報告する。各部門が協力して関連体制や製作の革新を促進し、より良く試験区を建設、管理する。

(編集:範易成)

関連記事