バンドの地王をめぐって、復星がSOHO中国を訴えるなどの権利侵害ケースの２回目の審議が２６日午後、上海市高級人民法院で開廷した。だが、復星側から、現在、「バンド金融センター」プロジェクトは順調に進んでおり、訴訟の影響を受けておらず、２０１５年６月に竣工する計画だ。

  紹介によると、バンド金融センター北区地下構造工事の竣工式が７月５日に行われた。同プロジェクトが、地下施工から地上作業に変わったことである。８月２１日に、同センター南区の地下構造工事は竣工し、プロジェクトの全体地下構造が完成したことを示した。高さ１８０メートルである双子塔が、バンドの新しいシンボルになるかもしれない。

  計画に従って、竣工された地下空間で、北区が沈下式レジャー広場で、主に映画館、ブランドの小売、レストランで、南区がファッションブランドとレストランを兼ね備える。注目すべきなのは、地下駐車スペースが１６００台分で、バンド地区の数年来の駐車難の問題を解決し、観光、ショッピング、オフィスでの就業者に全面的で便利なサービスを提供する。

  同プロジェクトの建築面積は延べ４２万平方メートルで、企業会館、企業本部、ショッピングセンター、芸術センターやホテルで、金融、商業、観光、文化、芸術など数機能を持ち、ワンストップ式ショッピング体験環境を作りながら、芸術センター、露天舞台など文化機能も備えている。建築群での最大のハイライトは芸術センターだ。それは上海万博イギリス館のデザイナーがデザインし、外観からみれば、「タンポポ」の姉妹ビルと言われている。

（編集：曹　俊）